おはようございます!
本日は、翔泳社アカデミー主催の電験三種入門講習会「はじめての電験三種」のレポートです。
2013年11月よりスタートしたこの企画。電験三種の勉強のコツを掴みたい方に対して「電験三種で必要な数学」と「電気の基礎」をやさしく丁寧に講義しています。
今月12/13(土)・12/20(土)は、大阪・東京会場での開催日でした。(12/26現在も、大阪・東京の2会場で申込受付中です!)
20代から50代まで、幅広い年代の方にご参加いただきました。
「はじめての電験三種」は、あくまでも電験初心者向けの講習会です。複雑な解法を詰め込むのではなく、参加者の皆さんの反応を見たり、理解度を確認しながら、講師の小国誠一先生(大阪)と早川義晴先生(東京)がその場で講義のペースを調整していきます。
先生が繰り返し皆さんにお伝えしていたのは「電験三種に合格するためには、出題される所を勉強すればいい」ということでした。
とはいえ、その出題される所がどの程度のレベルで出題されるのかがなかなかわからない。
市販の参考書を読んでも、難しいことがたくさん書いてあり、しかも著者によって解き方がバラバラ・・・
読み進めていると途中で嫌気がさしてくるのが実情なんですよね。
そこで1番大切なのは、ただ解答を追っていくだけではなく、自分の力できちんと解けるようになること。
自分の解き方を確立するためには、やはり基本をマスターするのが重要とのことでした。
その「基本」とは何なのか?をテーマに、電気教科書 電験三種[書き込み式]計算問題ドリル」をもとに講義が進んでいきます。
まずは、午前の部。
電験三種を勉強するにあたって数学と電気(物理)の基礎がなぜ重要なのかをご説明します。
そして、中学校までの基本を思い出しながら「数学的な考え方」や「電気で必要な数学」について学習していただきます。
皆さん、とっても真剣に聞かれていました。
昼休憩中には、先生に質問をされる方もちらほら。
質問の受付後、先生が「生徒さんからもらいました」と、差し入れを片手に控室に戻ってこられました^^*
そして、午後の部。
電験三種の最初にはじめる項目「理論の基礎」を学習していただきます。
電界・電位・電流・電力や、オームの法則と抵抗の合成などです。
最後にまとめと学習のコツ、翔泳社アカデミー「電験3種合格特別養成講座」の簡単なご紹介をさせていただき、終了です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
講習会終了後のアンケートも、ご協力いただきありがとうございました。
5時間半という時間の中で、どれだけ多くのことを持ち帰っていただけたか?
良かった点も、改善すべき点も、しっかり確認させていただき、今後の運営に活かすようにしています。
皆さまからの貴重なご意見を、一部こちらでご紹介させていただきたいと思います。
●ユニークな計算解法に感心しました。もっと、簡単な解法をお教えいただきたいと思いました。
●キホン式がどの項目で使うか(リンクするか)、勉強になりました。恐らく、ただテキストをアタマから開いていたらリンク先がわからずくじけていました。分かってよかったです。ありがとうございました。
●講師の方の説明が大変分かり易かった。難しい公式を使わずに簡単に解く方法など。
皆さま、嬉しいご意見をありがとうございました。
「はじめての電験三種」1月~3月開催分は、まだまだ申込み受付中です!
電験三種学習の最初の一歩を踏み出したい方や、自信のない方、なかなか上手くいかず悩んでいる方など、ぜひご参加くださいね。
詳細は、こちらから!
ところで、気付けば今年も残すところあとわずかですね。
この一年もあっという間に走り去っていったように感じています。
年末年始が長期休みという方も、繁忙期に突入される方も、来年良いスタートを切れるよう頑張っていきましょう!
それでは皆さん、良いお年をお過ごしください。