電線の地中化はどうなっているの?
それを調べていたら、既に今年6月に自民党で今年6月に「無電柱化基本法」(仮称)を制定する方向で調整に入っているそうです。何と、「道路調査会 無電柱化小委員会」という組織があったのですね。なんだか、とってもストレートな名前です。
道路の新設と拡幅時に電柱の設置を原則禁止して、無電柱化を強力に推し進めるそうです。景観を損なわないように、災害時に電柱が倒れたりする危険を防止するために、観光振興へのメリットを最大限生かすように、 2020年の東京オリンピックを見据えていくそうです。オリンピック招致を契機にして、いろいろとたくさんの計画が考えられているのです。
外国の人から見ても、「どうして、人口密度の高い日本は電柱だらけなのかな?」と、不思議なようです。世界でも、トップクラスの”きれい好きの日本”です。とにかく、街にゴミが落ちていない美しい国なのに、電線のほとんどが埋められていなくて、そのままなんて、それは不思議なことですよね。たくさん地震があるので埋められないのでは、なんて思われているかもしれませんね。
国土交通省のホームページに電線地中化のデータ比較が簡単に載っていました。
ロンドンやパリ 100%、ソウル 46% 、東京23区 7%、大阪市 5% ということだそうです。
新設する道路もよいですけど、京都、奈良などの世界遺産・文化遺産のあるところ、神戸、横浜、札幌などの有名な観光地などは優先して欲しいですね。
大阪市御堂筋は、電線が地中化してあり、美しいです。