電験三種の試験が終わって、受講生から試験の感想をたくさんお聞きしております。
ここ2～3年は、全体的に難しく出題傾向が変わっていたようだが、今年は元に戻ったようで、基本的なところを問う問題が中心となった。
例年に比べると今年は比較的簡単だったのでは？という声が多かったようです。
試験会場を笑顔で出た受験生が多かったのではないでしょうか？
今年9月1日の受験生から聞いた感想をまとめてみました。
①理論は、基本的なことをきちんと勉強していたから、解けた問題が多かった。
②機械は、そんなに迷わずに問題が解けた。
③最初の方に、時間がかかる問題があって、次のページをめくったら、簡単な問題だった。
④電験は他の試験と違う。5択でも、まぐれでは当たらないなぁと思った。
⑤試験会場で、あせって勘違いして自宅に戻って、ゆっくり考えたら解けた。
⑥結局、ヤマをはるのではなく、基礎をきちんと理解していたら解けた。
⑦時間が足りない試験だね～。上から順番にやって失敗した。
⑧勉強しないで受けたから難しくて、独学は無理と思った。
⑨数学そのものをやり直さないといけないと考えていたが、思ったよりもできた。
⑩4～5回受けているが、理論の勉強で手を抜いてしまった所が出た。基本をやっておけばよかった。
⑪理論の計算を勘違いしてしまって、自宅で見直したら解けた。
整理させて頂くと、下記の2点に集約されているように感じます。
① 学習は手を抜かないで、基本をしっかりと習得することが大切である。
② 試験会場では時間が足りなくなるので、落ち着いて解ける問題から手をつける。
自信があったのだけど、体調が悪くて受験ができなかったという残念な人や、
仕事が急に入って受験できなかったという悔しい思いをされた人。
台風の影響で、受験自体ができなかったという鳥取県のお気の毒な人もおられました。
運も影響する試験ですし、受験自体ができないという人が毎年たくさんおられます。
試験の前に体調管理に気を付けることも、とても大切なことですね。
