電験三種合格祈願は「一生に一度のお伊勢参り」にしよう!

電験三種の合格祈願はどこがよいでしょうか。「一生に一度はお伊勢参り」とよく聞きます。伊勢神宮は全国の神社の上位に立つ「本宗」です。伊勢神宮は、「伊勢の神宮」「お伊勢さん」などと呼ばれていますが、正式名称は、「神宮」(じんぐう)です。今回は、その伊勢神宮をテーマといたします。せっかくですから、伊勢神宮へ初詣しませんか?

1.伊勢神宮はどのくらい参拝されているのか
2.伊勢神宮とは
3.伊勢神宮で電験三種合格祈願をするには?
4.伊勢神宮へのアクセス
5.伊勢神宮外宮のモデルコース
6.伊勢神宮内宮のモデルコース
7.「おはらい町」と「おかげ横丁」

1. 伊勢神宮はどのくらい参拝されているのか


伊勢神宮となると、お正月だけではなくて普段から多くの人がお詣りに来ます。伊勢市の観光統計(平成29年)によると、年間参拝数は次の通りです。
内宮 5,515,560
外宮 2,982,791
合計 8,798,351
初詣に行く1月の合計は、1,675,585名となるそうです。すごいですね。
ちなみに、伊勢神宮を正式に参拝するコースの最初にお詣りする「二見輿玉神社」の年間参拝数は、1,919,910名となります。

2.伊勢神宮とは

伊勢神宮は、内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれています。そして、内宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)と外宮の豊受大神宮(とようけだいじんぐう)、14所の別宮(べつぐう)、43所の摂社(せっしゃ)、24所の末社(まっしゃ)、42所の所管社(しょかんしゃ)もあり、全部で125宮社になるそうです。参拝者は、内宮だけを参拝する場合も多いようです。内宮、外宮のどちらかだけをお詣りすることを「片参り」でよくないとも言われることもあります。お詣りは、二見輿玉神社(ふたみこしたまじんじゃ)、外宮、内宮の順序でするのが伝統的であるようです。

内宮の御正宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀りされています。皇室の皇祖神の一柱とされています。天皇家初代の神武天皇(じんむてんのう)の祖先にあたります。
外宮の御正宮の豊受大神宮(とようけだいじんぐう)は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。豊受大御神は、内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)で、衣食住、産業の守り神としても崇拝されています。

式年遷宮は、20年に一度、社殿やご神宝を全て新しくして造り替え大御神に新宮へお遷りいただくお祀りとして有名です。この行事は、1300年もの間繰り返されてきました。直近では平成25年には62回目の遷宮が行われました。

3.伊勢神宮で電験三種合格祈願をするには?

参拝の方法は、「二拝二拍手一拝」です。つまり「①二回お辞儀をする ②鈴をならす ③二回手を合わせる(二度手を打つ) ④一回お辞儀をする」ということです。
その際に、自分の氏名、住所を伝え、感謝の気持ちを伝えてください。氏名と住所を名乗らないと、神様はあなたが誰なのかわかりません。
ここで注意することは、御正宮では、自分のお願いをしてはいけません。電験三種合格など言ってはいけません。御正宮は、個人的なお願いごとをする場所ではなく、神様に日頃の感謝を伝えるところです。

個人のお願いするところは、別宮である次の2カ所です。
内宮では、荒祭宮(あらまつりのみや)です。ご祭神は、天照大御神の荒御魂(あらみたま)です。外宮では、多賀宮(たかのみや)です。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)です。
ということで、どちらかをお詣りしましょう。
また、学業成就・試験合格を祈願したお守りは、内宮、外宮ともあります。

4.伊勢神宮へのアクセス

[ 所在地 ]
内宮(皇大神宮)三重県伊勢市宇治館町1
外宮(豊受大神宮) 三重県伊勢市豊川町279

[ 自動車の場合 ]
東京 → 伊勢神宮外宮前駐車場 (約5時間20分) → 外宮 (徒歩1分)
名古屋 → 伊勢神宮外宮前駐車場 (約1時間40分) → 外宮 (徒歩1分)
大阪 → 伊勢神宮外宮前駐車場 (約2時間40分) → 外宮 (徒歩1分)

[ 電車の場合 ]
名古屋 近鉄名古屋駅 → 近鉄 → 伊勢市駅(約1時間20分) → 外宮(徒歩1分)
京都 京都駅 → 近鉄 → 伊勢市駅(約2時間20分) → 外宮(徒歩1分)
大阪 大阪上本町駅 → 近鉄 → 伊勢市駅(約1時間50分) → 外宮(徒歩1分)
[ 外宮 ←→ 内宮 ]
バス・タクシー (約10分)
[ 二見興玉神社 ]
三重県伊勢市二見町江575
伊勢市駅 → JR → 二見浦(約9分) → 二見興玉神社(徒歩15分)
伊勢市駅 → バス・タクシー → 夫婦岩東口(約20分) → 二見興玉神社(徒歩5分)

5.伊勢神宮外宮のモデルコース

● 二見興玉神社(ふたみこしたまじんじゃ)
御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀りしている神社ですが、伊勢神宮を参拝する前に身を清める場所となります。有名な夫婦岩は、猿田彦大神ゆかりの零石「興玉神石」と、日の大神を逢拝するための鳥居とみなされています。

● 表参道の火除橋(ひよけばし)
外宮の入り口となる表参道にあります。真ん中を歩いてはいけません。真ん中は神様がお通りになる道となるからです。外宮の参道は左側通行と決まっているそうです。

● 御正宮の豊受大神宮(こうたいじんぐう)
衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。

● 多賀宮(たかのみや)
豊受大御神の荒御魂(あらみたま)をお祀りしています。外宮で合格祈願ができるところです。

● 外宮神楽殿
お神札授与所で学業成就のお守りをいただきましょう。北御門口の火除橋(ひよけばし)から出ましょう。所要時間は、混んでなければゆったり歩いても1時間かかりません。余裕があるようなら、外宮にある他の別宮もお詣りしましょう。

6.伊勢神宮内宮のモデルコース

● 猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)
外宮から内宮へ行く途中で猿田彦神社に寄りましょう。猿田彦大神(さるたひこのおおがみ)と、その子孫の大田命(おおたのみこと)をお祀りしている神社です。古事記によると猿田彦大神は、天孫降臨の先導をしたということから、ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ“おみちび き”になる大神と言われています。ぜひ電験三種受験生は、お詣りしましょう。

● 宇治橋
内宮の入り口となる宇治橋は、五十鈴川にかかる全長101.8m、幅8.4mの上部は檜造り、橋脚は耐水性の高い欅で作られています。宇治橋は、20年に一度掛け替えられ、前回は2009年11月3日に宇治橋渡始式(わたりはじめしき)が行われました。
ちなみに宇治橋は、五十鈴川の別名が御裳濯川(みもすそがわ)ということから、御裳濯橋(みもすそばし)とも呼ばれています。

宇治橋は、外宮の左側通行と反対の右側通行となります。内宮は手水舎(てみずや/参拝者が身を浄めるために手水を使うところ)が参道の右側にあり、中央は神様の通るところなので、右側通行となります。
● 御手洗場 (みたらしば)
宇治橋を渡って、右へ進むと手水舎があり一の鳥居(いちのとりい)をくぐると五十鈴川の御手洗場(みたらしば)があります。石畳を敷き詰めた御手洗場は五代将軍徳川綱吉公の生母、桂昌院(けいしょういん)が寄進したそうです。ここで手と口を清めてはいかがでしょうか。

● 内宮の御正宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)
さあいよいよ天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りした皇大神宮です。静かに日頃何事もなく平常の生活ができていることへの感謝をお伝えしましょう。

ちなみに天照大御神の御神体は、三種の神器1つである八咫鏡(やたのかがみ)です。明治元年に明治天皇が安置されたそうです。

あとの2つは、草薙剣(くさなぎのつるぎ)が熱田神宮に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が皇居にある御所の剣璽の間(けんじのま)に安置されています。
● 荒祭宮(あらまつりのみや)
荒祭宮は、内宮に所属する10の別宮のうち、第一位です。祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)です。さあ、ここで電験三種合格祈願しましょう。

● 内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)
こちらで学業成就のお守りをいただいて、境外へ出ましょう。所要時間は、混んでなければゆったり歩いても1時間もかかりません。余裕があるようなら、内宮にある他の別宮や子安神社もお詣りしましょう。

7.「おはらい町」と「おかげ横丁」


参拝が終わったら、ぜひおはらい町を楽しみましょう。おはらい町は、宇治橋を出て五十鈴川に沿って内宮の門前町として、伸びています。有名なおかげ横丁は、その一画を指します。有名な赤福本店は、おはらい町にありますよ。伊勢市のホームページにわかりやすい地図がありますのでご参考に「おはらい町MAP

今回のテーマは、伊勢神宮でした。あなたの行きたい神社仏閣を探しましょう。
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