皆様こんにちは!
平成30年度の電験三種試験が終わりましたね。
受験されました皆様、本当にお疲れ様でした\(^o^)/
弊社も解答速報をアップしております。
ぜひ自己採点してみてくださいね(^^)
さて、皆様の中にはこれから来年度の試験に向けてお勉強をスタートされている方もいらっしゃるかと思います。
これまでは『電験三種に合格しよう!』というタイトルで、各科目のお勉強の仕方や、過去問題集の活用方法などを連載してきました。
ご覧になりたいという方はブログ一覧から読むことができますので、コチラよりご覧くださいませ(*^^)v
今回からは、『電験三種に合格できない勉強法』というタイトルで、努力が水の泡になってしまう、やってしまいがちな誤った学習を連載の形でご紹介していきます。
初回は、「過去問題から学習スタート」です!
あなたは大丈夫でしょうか…?(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ
ぜひ一度考えてみてくださいね。
1. 「過去問題から学習スタート」はなぜダメなの?
2. じゃあ何から勉強するか?
3. 目を通すくらいはOK!
1. 「過去問題から学習スタート」はなぜダメなの?
「過去問をマスターすれば試験問題も解ける!!」という考えですね。
一見別に問題なさそうですし、ほかの資格のお勉強のときに、この方法をされたという方がいらっしゃるかもしれません。
ではなぜダメなのでしょう??
それは、電験三種の試験は過去問と同じ問題が出ないからです。
同じ問題が出題される試験なら、過去問からスタートして合格できるかもしれません。
でも電験三種はそうではありませんので、自分で答えまでの道筋をつくる力が求められます。
ではどうすればいいのでしょう??
2. じゃあ何から勉強するか?
その答えはもちろん、「基礎知識の理解から始める」です。
基礎知識の理解がない状態では、問題文を読み、答えまでの道筋をつくることはできません。また、電験三種の試験では計算問題が数多く出題されますので、数学も必須です。
基礎知識の中には理解する必要がなく、「これはこういうものと覚えておきましょう」という内容もあります。その内容は深く理解しなくても、覚えておくだけで良いのです(^^♪
3. 目を通すくらいはOK!
過去問題から勉強し始めるというのはNG学習ですが、「どんな問題が出ているのかな?」と目を通してみるということは有効です。
どんな問題が出題されているのかを知ってから学習を始めると、これから学習していくイメージができます。
よく電験三種を受験された方から、「理論と電力しか勉強が間に合わなかったから機械と法規は受けませんでした」というような声を聞くことがあります。せっかく受験されるのでしたら、勉強していない科目もぜひチャレンジしてみてください。理論・電力・機械・法規はそれぞれの科目が関連していますし、5択問題ですからとりあえず答えておくということもできます。そして、これから先、自分がどういうことを学習するのかということもわかります。ぜひ「お試し受験」もしてくださいね。
次回はついついやってしまいがちな「計算」についての勉強法です。
効率よく基礎知識を習得