電験三種の試験は、3年間に4科目取得すれば合格です。(正確にいえば、3回の試験で4科目です。)
「残り1科目取得すれば、いいんだけどな〜。何年も、続けて受けていて、全科目合格したことがあるけど、3年間にそろわなくて〜。」
こういう声をたくさん聞きます。
どうして、うまくいかないのかなぁと、悩んでいる人が多いのです。
それは、電験三種の試験が1つの資格を試験上、4つの科目に分けて実施しているからです。全ての科目が、絡んでいるのです。
例えば、機械の科目だけが残っている場合、取得した理論、電力の科目をまったく復習をしないで受験をしても、機械が取得できず合格できないのです。電力の科目も理論を把握していないと、合格はむずかしいのです。理論が、取得できない場合は、もう一度数学から復習してから、理論の勉強に進むことを、おすすめしています。
せっかく取得した科目が、消えてしまったら、モチベーションも下がってしまいます。
一生懸命勉強して受かった科目だし、一度受かったから復習する必要がないと思う人がたくさんいますが、・・・。4年、7年、10年、すごい人で最高20年間、受験している人もいました。
一度受かったからといっても、又今度も受かるとは限らないのです。
これが、科目合格留保制度の怖いところなのです。
ですから、科目合格したら、「数学を確認して理論を中心にトータル的に勉強する学習方法」をおすすめします。