電験三種に合格しよう!vol.4

皆様、あけましておめでとうございます!お正月はゆっくりお休みになれましたか??年末年始のお休みくらいは、ゆっくり休んで、来年の試験に臨みましょうね(^^♪
来年の試験日程を確認しておきましょう。初めて受けられる方は、どのような試験なのかもしっかり理解しておかなければいけません。詳しくは弊社の「試験について」をご覧ください。

1. 電力ってどんな科目?
2. 電力を分析すると
3. 電力の攻略するために大切なこと


1. 電力ってどんな科目?
理論の学習が終わったら、何の科目の勉強を進めたらよいでしょうか?初めて電験三種を学習される方は電力がおすすめです。それは、機械・法規科目の前に学習をしておくと、この二科目の学習がスムーズになるからです。また、機械は出題範囲も膨大なので、電力を先に済ませておく方が得策であります。
それでは電力はどのような科目かというと、一言でいってしまえば、発電所から私たち需要家までの電気の流れを学習します。発電所で電気がどのように発電され、どうやって私たちまで届けられているのか。他の科目に比べ、イメージしやすいという点からも学習は比較的しやすい科目といえるでしょう。


2. 電力を分析すると
電力がどのような分野から成り立っているのか分析をすると、次のようになります。
「水力発電」「火力発電」「原子力発電と特殊発電」「変電所」「送配電」「地中送電」「電気材料」の7つの分野です。
それでは、今年の試験問題を元にどの分野が何問出題されていたのかを見ていきましょう!
「水力発電」…2問【10点】
「火力発電」…2問(そのうち1問はB問題)【15点】
「原子力発電と特殊発電」…0問【0点】
「変電所」…2問【10点】
「送配電」…8問(そのうち1問はB問題)【45点】
「地中送電」…2問(そのうち1問はB問題)【15点】
「電気材料」…1問【5点】
この割合を見ていただいたら明解で、送配電の問題が非常に多く出題されていることがわかりますね!!
また、文章問題が11問【55点】、計算問題が9問【45点】の割合で出題されていました。だいたい、半分くらいの割合であることがわかりますね。


3. 電力の攻略するために大切なこと
試験の出題割合からもわかるように「送配電」の分野が電力の多くを占めています。他の分野に比べると圧倒的に多い結果です。この分野をきっちり得点源にすることが、電力を攻略するポイントといえるでしょう!
文字通り、「送配電」とはどのように電気を送り、配るのかを学習する分野です。送り、配っている電気はもちろん交流です。ですので、この分野をマスターするためには、理論の「交流回路」と「三相交流回路」の知識が必須になってきます。この2つの分野をしっかり習得し、「送配電」の分野も得点源にしましょうね(^^)/
次回は、機械について分析していきます!

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