効果的な学習手順とは?

電験3種には4つの科目があり、3年間の間に4科目合格すれば資格取得となります。では、どの科目から取りかかるのが効果的なのでしょうか?

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「理論・機械は、計算問題も多く、難解な科目なので、比較的易しい電力・法規から始めた方が、勉強が進むのでは?」そう思っている方も少なくないのでは?結論から言うと、これは間違いです。
確かに電力や法規には、理論や機械程難しい計算問題は出ないことが多いのですが、全ての科目の基礎になっているのは、理論に出てくる公式なのです。
言うまでもありませんが、電気は目に見えません。それを、数字や公式に当て嵌めて、見える物として計算をしていくのが、電験3種の勉強なのです。
理論には、一番沢山の公式が出てきます。しかし、それは、他の科目を理解する為には必要な物なので、「難しそうだから」と後回しにしては先に進めないのです。
「しかし、そうは言っても理論は難しそうで取っつき難い」と言う貴方。大丈夫。理論の3割から5割は、中学高校で習った数学の復習で理解出来るようになります。
電験3種に必要な数学だけを勉強することで、基礎科目の3割から5割が分かるようになるのですから、やはり、数学・理論と進んでいき、電力・理論(もう一度復習すると一層効果的)・機械・法規という順序が最も効果的です。

 

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