姫路第二発電所〔見学レポートNo.1〕

先月30日に姫路第二発電所へ見学に行ってきました!
姫路第二発電所は姫路市南部の播磨臨海工業地帯の中心にあり、関西電力最大規模を誇る代表的な火力発電所です。

発電設備としてはコンバインドサイクル発電、汽力発電があります。
熱効率は世界最高水準の約60%!!
ガスタービンは最新鋭の1600℃級で、CO2排出量の大幅な削減を図っています。
熱効率はもともと約42%だったらしく、それが約18%も上がってきているのですね!
ここまで熱効率を上げることができたわけですが、タービンの温度を上げて熱効率を上げるために、高い温度に耐えられる材料や、タービンの冷却方法などについての研究は今も進められているそうです。

外はこんな感じです。
広さはなんと甲子園球場の約19個分!!
とても緑が多くて広い公園のような雰囲気でした。
この写真を見ただけでも広いことが良くわかりますが、実は写っているのは一部だけというのがびっくりですね。

ちなみに右に写っている建物はコンバインドサイクル発電のタービンや発電機がある建物です。
白地にグレーのラインが入っているのは姫路城をイメージしたものだそうですよ。

では、マイクロバスに乗って見学出発です!

まず見えたのはこちらの煙突。

姫路第二発電所ではコンバインドサイクル発電だけでなく、汽力発電も行っています。
これは、その汽力発電の煙突です。
よく見ると3本の煙突が1本になっています。
この煙突はエレベーターがついていないとのことです。
点検するだけでもへとへとになりそう…(汗)。

少し行くと、汽力発電の建物が見えてきました。

汽力発電が運転開始されたのは昭和48年。
1号機から6号機までありますが、今動いているのは5号機と6号機のみ。
こちらは建物が古いこともあり、中の見学はできませんでしたが、日々点検をしながら運転を続けているそうです。
長い間、私たちの生活を支えてきてくれていたことに感謝です。

こちらはコンバインドサイクル発電の煙突。
こちらも3本が集まって1本になっています。
この煙突にはエレベーターがついているようです。
エレベーターがついていると聞いただけで少しほっとしました(汗)。

今回はここまで!
次回もお楽しみに☆

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