電験三種に合格しよう!vol.6

皆様、こんにちは!
節分がすぎ、旧暦では春となりましたが、まだまだ寒いですね( ;∀;)
翔泳社アカデミーでは毎年この時期に教材改訂のための科目別の講習会をしております。どんな様子であったかはレポートがアップしておりますので、ぜひご興味ある方はこちらをクリックして見てみてください!皆さん、講習会の後にも質問されて、熱心でしたよ(^^♪
それでは、今回のテーマは「電験三種を学習するうえで知っておいた方が良いこと」です。電験三種は範囲が広いので、効率的に勉強しなければいけません。どんなポイントに気をつければよいのでしょうか?

1. 電験三種は範囲が広い…
2. 公式の意味を一つ一つ理解していくことに意味はない!
3. 深く考えすぎないことも大事!


1. 電験三種は範囲が広い…
先ほども申し上げたように電験三種の範囲は膨大です。理論だけでも6テーマありますし、機械にたっては、11テーマもあります。一つのテーマでも学習しないといけないことはたくさんあるので、勉強されている方は、「そんなに覚えられないし、学習しきれないよ!!」と思っておられる方は多いのではないでしょうか?
電験三種は確かに、覚えることがたくさんありますし、学習することもたくさんあります。しかし、その一つ一つを深く理解しないといけないかといわれると、それは少し違います。それはどんなことなのか具体的に見ていきましょう。


2. 公式の意味を一つ一つ理解していくことに意味はない!

少し過激にかきましたが、電験三種にはいろいろな公式がでてきますが、それぞれになぜこれが成り立っているのかを理解する必要があるのでしょうか?例えば、オームの法則で考えてみましょう。
 [電圧]=[電流]×[抵抗]
式から読み取れるのは、電圧は電流と抵抗をかけたものだということですね。これを理解している人は非常に多いと思います。それでは、なぜオームの法則が成り立っているのでしょうか?それは、実験した結果がそうなったからです。もっと言ってしまえば、電圧を電流で割ったものが抵抗にしようと定義したのです。このように、電気の世界には実験した結果、このように定義しますというものがたくさんあります。


3. 深く考えすぎないことも大事!

電験三種は、きちんと理解しておかなければなかなか試験問題には対応できません。しかし、そればっかりに気をとられると、「この公式ってなんででてきたんだろう?」や「この現象ってなんでこうなるんだろう?」という壁にぶち当たります。特に公式は、なぜこの公式になるのかを理解するよりも、どういうときにこの公式を使うのかということに気を付けた方が電験三種では有効的です。電気というのは、人間の目には見えないので、その見えないものを理解するために定義されていることがとても多いです。それだけ電気の世界とはとても奥が深いものになっているので、ほどほどにしておかなければ、いつまでたっても前に進みません。電験三種の勉強で壁にぶち当たっている方は、一度冷静に本当に理解しておくべきことなのかどうかを考えてみてくださいね!

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次回は、法規の科目について分析していきます!

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