電験三種に合格しよう!vol.7

皆様、こんにちは!3月になり、桜の季節となりましたね(^^♪電験的にいうと、今年の試験まで、半年を切ったということになるでしょうか。
お勉強はいかがお進みでしょうか?なかなか進まないなんて方もいらっしゃるかもしれませんね…
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それでは、本題に入りましょう!本日は法規の攻略についてです。皆様、法規というと暗記科目なようなイメージを持ちますよね?実際、それは正しいのでしょうか?今年の試験をもとに、分析していきましょう!

1. 法規ってどんな科目?
2. 法規を分析すると
3. 法規を攻略するために大事なこと


1. 法規ってどんな科目?


法規科目の分析を始める前に、他の科目同様に、法規がどんな科目なのかを押さえておきましょう。
法規とは、電気を安全に保全管理するための法令について学習をします。主に、電気事業法や、電気設備技術基準とその解釈などの法令があげられます。その他には、電気にまつわる法令の電気工事士法、電気工事業法、電気用品安全法なども少し学習する必要があります。電気工事士法などは、第一種・第二種電気工事士の試験によく出題される範囲なので、学習されていた方は、見覚えのある法令も多いのではないでしょうか?


2. 法規を分析すると


法規を分野分けすると、次のような分野に分けられます。それは、「電気事業法とその他電気に関する法令」「電気設備技術基準とその解釈」「電気施設管理」の3つです。今年の試験をもとに、どの分野がよく出題されているのか見ていきましょう!
「電気事業法とその他電気に関する法令や省令」…3問【18点】
「電気設備技術基準とその解釈」…8問(そのうち1問はB問題)【55点】
「電気施設管理」…2問(2問ともにB問題)【27点】
この結果からも分かるように「電気設備技術基準とその解釈」の分野から半分程度出題されており、法規のメインはこの分野といっても良いでしょう。
また、文章問題が11問【66点】、計算問題が5問【34点】の割合で出題されていました。


3. 法規を攻略するために大事なこと


これら分析からも分かるように、文章問題が約6~7割と非常に多く、法規は暗記科目といえるかもしれません。ならば、法令文を覚えるべき法令文を全部覚えたら、法規は合格できる!!と意気込んで学習された方、ちょっと待ってください!
法規は確かに、文章問題が多いですが、電気にまつわる膨大な法令を全て暗記するのは、ほぼ不可能といっても過言ではありません。もちろん頻出されている法令もあり、そこだけ暗記したらいいのでは…と思った方もいるかもしれません。
しかし、突然これまでは一度も出題されたことがないのに…という問題もまれ出題されます。そんな問題は2、3問出題されたら、これでもうあなたは不合格です。ですので、法規は文章問題を完璧に得点源にする!といった学習方法はおすすめではありません。


それでは、どうすればいいのか…それは、計算問題です。法規の計算問題は毎年3~4割ほど出題され、その問題の多くはある程度パターン化されたものとなっています。このパターン化された計算問題を攻略することで、40点分の得点は難しくても30点でも得点できれば、合格まであと30点です。計算問題をきちんと得点源にすることで、法令文の暗記を頻出の法令のみに絞ることができ、非常に効率的に学習ができるのです。
また、法規の計算は、他科目との関わりも強く、他科目の問題演習も同時にできるといったメリットもあります。
このように、法規は暗記科目であることには、間違いないのですが、それにばっかり気を取られ、勉強方法を誤るとなかなか合格しません。これを読んだ皆様は、ぜひこれを参考にし、法規合格へむけて頑張ってほしいです(^_-)-☆
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それでは、来週は法改正についてお話しします!

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