こんにちは!
なんだかすっかり春模様ですね。
生活サイクルや環境が変わる春は、新たな目標を決めて「よーし、やるぞ!」という方も多いのではないのでしょうか。
ところで皆さんは、何か目標を決めた時、それを周りの人に話しますか?
誰かに話して応援してもらった方がいいのか、それとも黙っておくべきなのか・・・迷いますよね。
本日は、国際的なカンファレンス「TED」でDerek siversが取り上げた、「目標は人に言わずにおこう」というトピックスに注目してみました。
TEDとはTechnology Entertainment Designの頭文字をとった非営利団体のことで、テッド・カンファレンスとは、このTEDが主催している大規模な講演会のこと。
様々な分野の最先端の人たちが短いプレゼンテーションを行うのですが、その講演会の様子は、インターネット上の無料動画で見ることもできます。
↓「目標は人に言わずにおこう」の講演会の様子はこちら
http://www.ted.com/talks/derek_sivers_keep_your_goals_to_yourself?language=ja(日本語字幕付きで数分で終わるので、お時間のある方はぜひご覧ください!)
Derek siversが曰く、“人に言うと、言っただけで、達成した気になってしまう”とのこと。
確かに、自分の目標を誰かに伝えると、そのことがプレッシャーになって、まるで目標に一歩近づいたような気になってしまうかも。
勉強を始めようとして参考書を買って「私、○○の参考書買ってん~!」と誰かに伝えただけで、勉強したような気になってしまった経験・・・私にもあります(笑)
一歩進んでいるようには見えますが、それは自分の中の達成感が少し満たされてしまっただけ。
本来は、目標を達成するために必要な苦しい時期があります。
その時期を乗り越えて実現するまでは達成感は得られないはずなのですが、人に話して「すごいやん!」「頑張ってるんやなぁ~!」と自分を認めてもらえると、ただそれだけで満足感を得てしまうそうなのです。
さらに、こんな心理学の実験も紹介されていました。
163人に対して行った実験では、一人ひとりが個人目標を紙に書いて、半分の人が皆に向かってそれをやると宣言。残りの半分は口に出さないままです。
そしてその後45分が与えられ、それぞれの目標に近づくための作業を開始。
すると、目標を話さなかった人たちは45分間全ての時間を使い、後で質問をすると「目標の実現まではまだまだ遠い」と答えたとのこと。
それに対して、目標を話した人たちは・・・
なんと33分を過ぎたところで作業をやめてしまい、質問には「ゴールに随分近づいた気がする」と答えたそう。
人に「話したか」「話していないか」の違いで、こんなにも結果が変わるなんて、驚いてしまいました。
難しい資格の取得・昇進・転職活動の成功などなど、
目標を実現する事は、宣言する事に比べると簡単ではないとは思いますが、誰かに話す場合は話したことだけで安心してしまわないよう注意が必要ということですね。
ということで!
この話が「電験三種合格」を目標としている皆さんの、何かのご参考になれば嬉しいです。
ちなみに、翔泳社アカデミーでは、電験三種合格特別養成講座フルサポートコースの受講生の方に対して「お勉強は進んでいますか?」「電話でのサポートは使っていますか?」と、定期連絡をしています。
この連絡が、「いつの間にかお勉強から遠ざかってしまった・・・」という方にとっての、勉強再開のきっかけとなっていれば嬉しいのですが(*^^*)
ではでは、良い新生活のスタートを切れるよう、頑張りましょうね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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