科目別の勉強方法

電験三種を攻略するためには、科目別の勉強方法を把握しよう

電験三種に合格するためには、効率よい勉強方法も大事ですが、科目毎の攻略法を把握しておくこともとても重要です。その科目がどのように出題されているかを知ることで、どのように勉強したらよいかなどの攻略方法が見えてきます。「効率よく勉強するために知っておくべきこと」と併せて確認して、各科目の作戦をたてましょう!

1.理論の勉強方法

理論理論は、「電磁気」「電気回路」「電子回路」の分野から出題されます。詳しくは、「試験科目の特徴と勉強の手順の理論の特徴」に記載しているので、そちらも参考にしてください。
理論の大きな特徴として、分野の出題率は例年変動が無いことです。ということは、例えば静電気は毎年2~3問出題されているということが分かっているので、この分野をしっかり勉強し得点源にできれば、10~15点の点数を稼げるということになります。
また、分野毎での関連があまり無いのも特徴です。ここで誤解して頂きたくないのは、電気の性質を学習するので、ある程度のつながりはあるということです。ただ、試験問題もこの問題は静電気の問題とはっきりしていることが多いので、その分野の知識だけである程度の問題は解けることができます。
このように理論は分野毎の学習がしやすく、得点源にできる分野をどんどん増やしていくような勉強方法が最適です。

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2.電力の勉強方法

電力試験科目の特徴と勉強の手順の電力の特徴」にも記載しましたが、「送配電」からの出題が約5割と、電力では欠かせない分野になります。この分野は理論の「直流・交流・三相交流回路」の知識が無いと理解することは非常に難しい分野です。ただし、理論の知識が少なくても、合格を目指すこともできます。もちろん、理論を学習した方が合格しやすいのは確かですが、どうしても電力だけでも合格したい!という受講生が毎年おられます。学習サポートでは、受講生自身に状況に合わせて、勉強方法を提案しています。ぜひ、受講生になられたら、学習サポートをご活用ください!学習サポートについて気になった方は下の記事をご覧ください。

また、文章問題が約6割、計算問題が約4割出題されます。これを聞いて、文章問題に重点を置こうと思った方、その考えは危険です。これは、電験三種の文章問題、全体的に言えることですが、文章問題を解けるようになるのは、とても膨大な知識量が必要になってくるのです。例えば、発電所の仕組みなど普段の私たちでは想像しにくいところも、文章問題として出題されます。その仕組みを全て理解することはとても時間がかかることです。
対して、計算問題はある程度、傾向がつかみやすいものです。もちろん全く出題されていなかったことが出題されることもありますが、文章問題に比べると対策が立てやすいのが特徴です。

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3.機械の勉強方法

機械こちらも、「試験科目の特徴と勉強の手順の機械の特徴」にも記載しましたが、機械のメインは「変圧器・直流機・同期機・誘導機」の分野です。この分野だけで、約5割も出題されるので、必ず得点源にしないといけない分野です。さらに、この分野の計算問題は等価回路にさえ書き換えれば、あとは理論の知識で解けることもポイントです。ただし、「変圧器」「直流機」「同期機」「誘導機」それぞれ違いをしっかりと理解することが重要です。

また、近年よく出題されるのが「パワーエレクトロニクス」の分野です。この分野は理論の電子回路の知識が必要になってきます。ただ、専門性もとても高いので、初めて電験三種を学習される方は苦手だと言われることが非常に多いです。
一方で、「照明」「電熱と電気加熱」「電気化学」の分野は身近にありイメージもしやすいということで、学習しやすいという方が多い分野になります。
機械も理論と同様に、得点源にできる分野をどんどん増やしていくような勉強方法が良く、さらに分野がたくさんあるので、苦手な分野は捨ててしまうという学習方法が取りやすい科目です。

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4.法規の勉強方法

法規法規の勉強方法は、ずばり計算問題がカギになっています。法規は文章問題が約6割、計算問題が約4割出題され、文章問題はほぼ法令文から出題されています。それでは、法令文を完璧にすれば、合格できるのでしょうか?それは、大きな間違いです。法令文からの出題ということは、関係する法令文を全て一言一句暗記する必要があります。「電力の勉強方法」でもお伝えしましたが、このような膨大の量を暗記するのは非常に大変なことです。

それよりも計算問題は、9パターンに分類することができ、こちらも電力同様に対策が立てやすいです。また、「試験科目の特徴と勉強の手順の法規の特徴」では、理論・電力・機械の知識が必要だとお伝えしましたが、主には電力の計算問題と非常に似ていることもあります。昨年は、例年法規で出ていた問題が電力で出題されており、同時に学習を進めることで非常に効率よく学習することができます

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5.各科目の自分なりの攻略法を立てよう

各科目の特徴をお伝えしてきましたが、皆さまそれぞれに合った勉強方法があるはずです。これを読んで下さった皆さまは、ご自身だったらどのように勉強していくかという攻略法を立ててから勉強を始めましょう。やみくもにお勉強するよりも、効率的にお勉強できるはずです。

ここまで読んで下さった皆さまは、「電験三種を独学で勉強していたけどなかなか合格しない」や「初めて電気の学習をするから、勉強が続けられるか不安」という方は多いのではないでしょうか?そんな皆さまに、翔泳社アカデミー専任講師の松川先生が

・電験三種が難しい理由とそれを克服する勉強方法
・効率的に学習するにはどうすればよいのか
・正しい過去問題集の活用方法

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