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電束と電気力線の違い

電界の様子を表す仮想の線として、電束と電気力線が出てきます。
この2つの違いについて、解説します。

1.電束について

電束はQ〔C〕の電荷からQ〔C〕の電荷の電荷がでて、-Q〔C〕も電荷にQ〔C〕入るということを表す線です。

2.電気力線について

電気力線の密度が、電界の強さを表します。(1㎡あたりの電気力線の数)電気力線は、Q〔C〕の電荷から、\displaystyle \frac{Q}{\epsilon_0}〔本〕出て、-Q〔C〕の電荷に、\displaystyle \frac{Q}{\epsilon_0}〔本〕入ります。

電束の単位は〔C〕ですが、電気力線の単位は〔本〕を用います。

3.電束と電気力線の違い

電束と電気力線、この両者の違いは、表現方法の違いで、電束は電荷量Qのみによって定まる量ですが、電気力線は電荷量Qと誘電率により定まる量となります。

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カテゴリー: 合格レシピ:理論